◆岩の台地の街
久しぶりの掲載です。
約半年に及ぶ永い冬眠から目覚めて、50号の岩の台地の街を再開しました。
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昨年12月の状態
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今日の状態
半年中断してしまいましたので、まずは感覚を取り戻すことから。
大勢に影響のない、どうでもいい部分から手を入れ始め
調子が出てきてから本格的に再開しました。
建物の形はほぼ決定していますので、どこまで暗く落としていいのか試しているところです。
崖はいつもとは少し違う表現を目指しています。
いつも…とは、基本的に見えたように描いていくオーソドックスな手法です。
この街は架空の街ですので、実在の街を参考にしながら自分で作っているわけですが
崖に関しては、いわゆる西洋流の描写は可能な限りしていません。
そしてほとんど想像で成り行きに任せて描いているために、いまだに最終的な形が決まっていません。
一応形が決まらないと、なかなか思い切った仕事ができない性格なので、ややモタモタした印象があります。
どこかに実在する崖を描いてしまった方が、描ける描けないは別にして、気分的には楽ですね。
◆アッシジの水飲み場
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彩色5
物は描けてきましたが、まだ私のイメージとはズレがあります。
基になった写真を初めて見た時に「あ!」と衝撃を受け、強い印象が心に焼き付けられたのですが
その印象がまだ画面に出切っていないのです。
この「あ!」をどのように表現するかが一番大切なことなのです。
それができていなければ、単に物を描き写しただけになってしまいます。
いよいよ正念場に差しかかってきました。
さて、今週から新たな作品が加わりました。
とは言っても、新作ではなく旧作の加筆です。
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海辺の街 10号
イタリア・アマルフィを描いたこの作品は、以前制作過程を紹介しています。
印象が薄いと言いますか、中途半端な感じを受けるようになり、思い余って加筆することにしました。
調子に乗って少々ぼかし過ぎたのかもしれません。
加筆の過程は紹介しませんが、仕上がりましたら掲載する予定にしています。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
久しぶりの掲載です。
約半年に及ぶ永い冬眠から目覚めて、50号の岩の台地の街を再開しました。

昨年12月の状態

今日の状態
半年中断してしまいましたので、まずは感覚を取り戻すことから。
大勢に影響のない、どうでもいい部分から手を入れ始め
調子が出てきてから本格的に再開しました。
建物の形はほぼ決定していますので、どこまで暗く落としていいのか試しているところです。
崖はいつもとは少し違う表現を目指しています。
いつも…とは、基本的に見えたように描いていくオーソドックスな手法です。
この街は架空の街ですので、実在の街を参考にしながら自分で作っているわけですが
崖に関しては、いわゆる西洋流の描写は可能な限りしていません。
そしてほとんど想像で成り行きに任せて描いているために、いまだに最終的な形が決まっていません。
一応形が決まらないと、なかなか思い切った仕事ができない性格なので、ややモタモタした印象があります。
どこかに実在する崖を描いてしまった方が、描ける描けないは別にして、気分的には楽ですね。
◆アッシジの水飲み場

彩色5
物は描けてきましたが、まだ私のイメージとはズレがあります。
基になった写真を初めて見た時に「あ!」と衝撃を受け、強い印象が心に焼き付けられたのですが
その印象がまだ画面に出切っていないのです。
この「あ!」をどのように表現するかが一番大切なことなのです。
それができていなければ、単に物を描き写しただけになってしまいます。
いよいよ正念場に差しかかってきました。
さて、今週から新たな作品が加わりました。
とは言っても、新作ではなく旧作の加筆です。

海辺の街 10号
イタリア・アマルフィを描いたこの作品は、以前制作過程を紹介しています。
印象が薄いと言いますか、中途半端な感じを受けるようになり、思い余って加筆することにしました。
調子に乗って少々ぼかし過ぎたのかもしれません。
加筆の過程は紹介しませんが、仕上がりましたら掲載する予定にしています。
-------------- Ichiro Futatsugi.■