約1ヶ月ぶりの更新です。
秋の個展まで二ヵ月半。
1点仕上げるのに人一倍時間がかかりますので、正直言って少々焦り始めています。
制作過程を撮影する余裕さえなくなりつつあります。
まぁ、一日過ぎるのが早いこと!!
時間の使い方が下手なことが諸悪の根源であることは確かなのですが
神様が意地悪して時間の経過を早めているんじゃないかと勘繰りたくなります!
一週間前から旧作の加筆が新たに1点加わり、昨日からは新作を1点制作開始。
この他に、日本画より少し軽いタッチの作品も何点か予定しています。
制作過程を紹介してきました5点は、50号を除いて最終調整に入っています。
◆アッシジの水飲み場
![]()
左下にあった階段を消しました。
左上の暗い壁は石の形を潰し過ぎたかなとも思いますが…。
題名を 「久遠の泉」 と決めました。
久遠は”くおん”と読みます。
山梨県の身延山に久遠寺という名刹がありますが、その名前から拝借しました。
昔からとても好きな言葉の一つで、この言葉を題名に使うのは二度目です。
今を去ること17年前、初めての個展の時に「久遠の壁」という作品を出しました。
アッシジのサン・ダミアーノ修道院の壁を描いたものでした。
◆アマルフィのドゥオーモ
![]()
ほぼ仕上がったと思っています。
全体にやや右に傾斜している印象は残ってしまいましたが、この程度でしたら許容範囲だと思います。
ダメ?
題名は、まだ未定。
◆諏訪大社上社前宮の十間廊
![]()
明る過ぎ?
神社の、神域の持つ雰囲気としてはスッキリし過ぎ?
どことなく、まだ不満が残ります。
題名は、そのものズバリで 「十間廊」 としました。
◆シエナ派の天使
![]()
我が愛しの天使様!
余計な小細工を排除して、出来る限り素直に、あるがままに描こうとしています。
唯一の小細工が頭光なのですが、この程度でしたら問題ないですよね?
題名は、最初から 「シエナ派の天使」 と決めています。
◆岩の台地の街
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描き始めたのが昨年の7月!
途中半年間の中断があったとは言え、まだ仕上がりません。
毎日手を入れているわけではありませんので実質的な制作時間は3ヶ月ほどでしょうか。
仕上げの段階に入っていると言えば入っているのですが、相変わらず崖の形に苦慮しています。
架空の街を造るのは結構大変なことです、ほんと。
これも題名は未定です。
さて、新たな作品を描き始めるためにはギリギリの時期です。
10月半ばまでに、あと何点描けるか…。
焦り始めてはいますが、若い頃のように胃が痛くなることはなくなりました。
あるものだけを出せば良い!
できないものはできない!
達観でしょうか。
悟りでしょうか。
残念ながら、歳とって覇気がなくなっただけです。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
秋の個展まで二ヵ月半。
1点仕上げるのに人一倍時間がかかりますので、正直言って少々焦り始めています。
制作過程を撮影する余裕さえなくなりつつあります。
まぁ、一日過ぎるのが早いこと!!
時間の使い方が下手なことが諸悪の根源であることは確かなのですが
神様が意地悪して時間の経過を早めているんじゃないかと勘繰りたくなります!
一週間前から旧作の加筆が新たに1点加わり、昨日からは新作を1点制作開始。
この他に、日本画より少し軽いタッチの作品も何点か予定しています。
制作過程を紹介してきました5点は、50号を除いて最終調整に入っています。
◆アッシジの水飲み場

左下にあった階段を消しました。
左上の暗い壁は石の形を潰し過ぎたかなとも思いますが…。
題名を 「久遠の泉」 と決めました。
久遠は”くおん”と読みます。
山梨県の身延山に久遠寺という名刹がありますが、その名前から拝借しました。
昔からとても好きな言葉の一つで、この言葉を題名に使うのは二度目です。
今を去ること17年前、初めての個展の時に「久遠の壁」という作品を出しました。
アッシジのサン・ダミアーノ修道院の壁を描いたものでした。
◆アマルフィのドゥオーモ

ほぼ仕上がったと思っています。
全体にやや右に傾斜している印象は残ってしまいましたが、この程度でしたら許容範囲だと思います。
ダメ?
題名は、まだ未定。
◆諏訪大社上社前宮の十間廊

明る過ぎ?
神社の、神域の持つ雰囲気としてはスッキリし過ぎ?
どことなく、まだ不満が残ります。
題名は、そのものズバリで 「十間廊」 としました。
◆シエナ派の天使

我が愛しの天使様!
余計な小細工を排除して、出来る限り素直に、あるがままに描こうとしています。
唯一の小細工が頭光なのですが、この程度でしたら問題ないですよね?
題名は、最初から 「シエナ派の天使」 と決めています。
◆岩の台地の街

描き始めたのが昨年の7月!
途中半年間の中断があったとは言え、まだ仕上がりません。
毎日手を入れているわけではありませんので実質的な制作時間は3ヶ月ほどでしょうか。
仕上げの段階に入っていると言えば入っているのですが、相変わらず崖の形に苦慮しています。
架空の街を造るのは結構大変なことです、ほんと。
これも題名は未定です。
さて、新たな作品を描き始めるためにはギリギリの時期です。
10月半ばまでに、あと何点描けるか…。
焦り始めてはいますが、若い頃のように胃が痛くなることはなくなりました。
あるものだけを出せば良い!
できないものはできない!
達観でしょうか。
悟りでしょうか。
残念ながら、歳とって覇気がなくなっただけです。
-------------- Ichiro Futatsugi.■