◆ ランス大聖堂の聖母子像(題名未定) 日本画 20号( 72.7 × 53 cm )
フランス東北部の古都ランスにあるノートルダム大聖堂。
その玄関入り口の中央柱に据えつけられた聖母子像がモデルです。
ここ1年半に渡って、彩色した小下図に集中してきましたが
この正月明けから本画(タブロー)を再開しています。
昨年末までに30点弱の小下図を描きましたが
予定していた全部を描き終えたわけではありません。
それでも、そろそろ小下図を元にした本画も始めようと
現在は3点が進行中です。
小下図の記事(2021年7月)
小下図の記事にリンクを貼ろうとしたら、下のような領域が表示されてビックリ!
今まで、こういう機能があるとは知りませんでした。
角丸の四角で囲まれた領域をクリックすると記事に飛びます。
![小下図 その3 ランス - 風色明媚]()
小下図は4号くらいで、PCで作成した構想画像を画用紙に淡くプリントし
ドローイングペンで形を描き起こし、主にガッシュで彩色しています。
画面も小さく、紙も絵の具も本画とは異なりますので
方向性を確かめる程度の大雑把な描き方をしています。
本画は最初から手描きになります。
本画の途中経過
![]()
形の描き起こしが一段落した状態です。
本画の紙は、高知麻紙の裏使い。
裏は本来、絵を描くことを想定していません。
繊維の塊が混じっていることもよくあり、お世辞にも描きやすいとは言えませんが
私は一目見て気に入り、ここしばらくは本画の大半は裏を使っています。
他の麻紙の裏よりも凸凹で、粗目の水彩紙のような質感です。
構図は、小下図に比べると聖母子像を少し下げています。
鉛筆で形を描き起こした後、小下図で試したドローイングペンで上描きしています。
下図用の平滑な画用紙と違ってザラザラですし、鉛筆の使用後は繊維が毛羽立っていて
ペン先が繊維に引っかかりやすく、特に細い線は掠れて途切れがちになります。
最初に形をしっかり描いておこうと
明暗の階調や画面の奥行き感はあまり考慮していません。
聖母子像の左側は扉が開いていて暗い内部空間が広がっているのですが
今は便宜的に一段暗くしてみただけですので壁のように見えています。
この後は、全体に膠水をかけてから絵の具を使い始めます。
膠水をかけるのは、鉛筆の定着・毛羽立った繊維の定着のためです。
そして絵の具の定着を良くするための”捨て膠”の意味もあります。
本画の記事は、以前は途中経過を何回か掲載しましたが
今回からは1回だけの予定です。
次は仕上がってから掲載します。
本画と並行して小下図も続けていますので
そちらも順次掲載します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本日のおまけ
今や私のPC生活では、YouTube 無しなど考えられません。
そういう人はたくさんいることと思います。
ユーチューバーと称される職業投稿者が若者の憧れの的になっている YouTube ですが
どのような目的で、どのように始まったか。
最初の投稿動画はどのようなものだったのか。
”不思議と謎”に関する話題を集めたサイト「カラパイア」で紹介されています。
![Youtubeが作られた本当の理由。出会い系サイトになる予定だった!? : カラパイア]()
------------- Ichiro Futatsugi.■
フランス東北部の古都ランスにあるノートルダム大聖堂。
その玄関入り口の中央柱に据えつけられた聖母子像がモデルです。
ここ1年半に渡って、彩色した小下図に集中してきましたが
この正月明けから本画(タブロー)を再開しています。
昨年末までに30点弱の小下図を描きましたが
予定していた全部を描き終えたわけではありません。
それでも、そろそろ小下図を元にした本画も始めようと
現在は3点が進行中です。
小下図の記事(2021年7月)
小下図の記事にリンクを貼ろうとしたら、下のような領域が表示されてビックリ!
今まで、こういう機能があるとは知りませんでした。
角丸の四角で囲まれた領域をクリックすると記事に飛びます。

小下図 その3 ランス - 風色明媚
◆小下図ランスの聖母子4号大(30×22cm)フランス東北部、シャンパンの産地として名高いシャンパーニュ地方の古都ランス。その中央教会たる、ゴシック様式のノートルダム大...
小下図は4号くらいで、PCで作成した構想画像を画用紙に淡くプリントし
ドローイングペンで形を描き起こし、主にガッシュで彩色しています。
画面も小さく、紙も絵の具も本画とは異なりますので
方向性を確かめる程度の大雑把な描き方をしています。
本画は最初から手描きになります。
本画の途中経過

形の描き起こしが一段落した状態です。
本画の紙は、高知麻紙の裏使い。
裏は本来、絵を描くことを想定していません。
繊維の塊が混じっていることもよくあり、お世辞にも描きやすいとは言えませんが
私は一目見て気に入り、ここしばらくは本画の大半は裏を使っています。
他の麻紙の裏よりも凸凹で、粗目の水彩紙のような質感です。
構図は、小下図に比べると聖母子像を少し下げています。
鉛筆で形を描き起こした後、小下図で試したドローイングペンで上描きしています。
下図用の平滑な画用紙と違ってザラザラですし、鉛筆の使用後は繊維が毛羽立っていて
ペン先が繊維に引っかかりやすく、特に細い線は掠れて途切れがちになります。
最初に形をしっかり描いておこうと
明暗の階調や画面の奥行き感はあまり考慮していません。
聖母子像の左側は扉が開いていて暗い内部空間が広がっているのですが
今は便宜的に一段暗くしてみただけですので壁のように見えています。
この後は、全体に膠水をかけてから絵の具を使い始めます。
膠水をかけるのは、鉛筆の定着・毛羽立った繊維の定着のためです。
そして絵の具の定着を良くするための”捨て膠”の意味もあります。
本画の記事は、以前は途中経過を何回か掲載しましたが
今回からは1回だけの予定です。
次は仕上がってから掲載します。
本画と並行して小下図も続けていますので
そちらも順次掲載します。
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本日のおまけ
今や私のPC生活では、YouTube 無しなど考えられません。
そういう人はたくさんいることと思います。
ユーチューバーと称される職業投稿者が若者の憧れの的になっている YouTube ですが
どのような目的で、どのように始まったか。
最初の投稿動画はどのようなものだったのか。
”不思議と謎”に関する話題を集めたサイト「カラパイア」で紹介されています。

Youtubeが作られた本当の理由。出会い系サイトになる予定だった!? : カラパイア
2005年2月にサービスが開始されたYoutubeだが、もともとの目的は出会い系サービスだったという。ところがこれが上手くいかず、どういうわけか創設者の1人がアップした動物園...
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