前回の更新から、あっという間に二ヶ月近くが過ぎ
気がつくと、すっかり年の瀬も押し詰まってしまいました。
現在、非常に慌しい日々を送っています。
実は年明け1月上旬に転居することとなりました。
その準備が最優先となっていて制作は完全に中断しています。
現在制作中の作品は50号と6号の2点のみ。
年内に仕上げたかったのですが、残念ながら年越しとなりました。
制作の再開は、おそらく2月からになると思います。
まずは50号の、岩の台地の街の進捗状況です。
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前回10月28日の状態です。
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こちらは11月上旬の状態ですが…
やはり、そうそう順調には進まないものです。
迷いが出たために意図的に放置していたのですが
引越しの準備に入ってしまったので、ずっと中断したままです。
もう1点は6号で、アッシジのサント・ステーファノ聖堂がモデルです。
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一時は仕上がり直前まで行ったのですが気に入らず
大幅に修正して、現在は50%程度というところでしょうか。
ところで、今年4月に仕上げた「黎明」もサント・ステーファノ聖堂でした。
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「黎明」 15号
鐘楼と針葉樹の配置がほとんど同じです。
実を言うと、今描いている6号が「黎明」になるはずでした。
最初10号で始めたのですが、事情があって下描きを終えた段階で15号に変更することになったのです。
中止した10号の下描きを消して別のものを描くのも惜しい気がして
別のイメージで、そのまま描き続けることにしました。
構図を変えて6号に縮小し、満天の星空という設定にしました。
「黎明」より早く描き始めたわけですから、中断また中断で、もう1年近くになります。
そして、最近仕上がった作品です。
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「花霞」 10号M
今月上旬に仕上がったばかりです。
長野県安曇野にある大王ワサビ農園の脇に建つ農作業小屋です。
黒澤明監督の映画「夢」に登場する小屋です。
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「常念」 8号F
これは11月に仕上げたものです。
長野県安曇野の顔とも言える常念岳です。
これも度重なる中断を経て、1年半もかかってようやく仕上がりました。
--------------------------------------------
さて、今年の更新は今日が最後です。
次の更新は、早くとも2月以降になろうかと思います。
書きかけの記事が、すでに10編ほど溜まっています。
本当はクリスマスの前後に3回に分けてアップしたかった記事がありました。
ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画「マドンナ・デル・パルト」に関するものです。
昨年の今頃にアップする予定だったのが延期になり、また再びの延期です。
今年は例年になく制作点数の少ない年でした。
まあ、たまにはこういうこともあるものです。
年頭からいろいろなことがあり、最後の最後で引越しが決まることになろうとは
昨年の今頃は、予兆があったとは言え、これほどまでとは想像もできませんでした。
かつてない激動の1年でした。
それでも、転居によって大きく環境が変わりますので
心機一転を目指すには絶好の機会となります。
何か大きなきっかけがないと、なかなか清水の舞台から飛び降りることができないものです。
少なくとも、心の中に溜まりに溜まった積年の垢を洗い流してくれそうな気がしています。
ハードディスクの中の不要なファイルやソフトを掃除するように
身の回りの物も、心の中のものも、思い切り良くバンバン整理しています。
その結果空き領域がグンと増え、私というポンコツPCの動きも少しは軽やかになってくれると思います。
それが今後の仕事にも良い影響を与えてくれるのではないかと、密かに期待もしているのです。
もうじき大晦日になります。
NHKの「行く年来る年」で日本各地の静謐な夜景を見ながら除夜の鐘を聞くと年末の実感が湧きます。
そして午前零時になると同時に初詣に出かけるのが恒例になっています。
一度だけサボったらバチが当たって辛い出来事があったので、それ以来欠かしていません。
いつもの神社への初詣も、いよいよ次回が最後になります。
永年のお礼も込めて、次回は少しお賽銭を奮発しようかな…。
初詣の楽しみの一つに参拝者に振舞われる甘酒があります。
私はお神酒ではなく甘酒をいただきます。
元旦の深夜は冷え込んでいて体が温まりますし、新たなる一年への力水のような気がしています。
転居先の近所にも二つ神社がありますが甘酒を振舞ってくれるのかどうか、まだわからないのが気になりますが…。
それでは、少し早いのですが週末はクリスマスですし
Buon Natale!!
そして
皆さんにも、私にも、来年は良い年でありますように!!
なお、喪中につき新年のご挨拶はご遠慮させていただきます。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
気がつくと、すっかり年の瀬も押し詰まってしまいました。
現在、非常に慌しい日々を送っています。
実は年明け1月上旬に転居することとなりました。
その準備が最優先となっていて制作は完全に中断しています。
現在制作中の作品は50号と6号の2点のみ。
年内に仕上げたかったのですが、残念ながら年越しとなりました。
制作の再開は、おそらく2月からになると思います。
まずは50号の、岩の台地の街の進捗状況です。

前回10月28日の状態です。

こちらは11月上旬の状態ですが…
やはり、そうそう順調には進まないものです。
迷いが出たために意図的に放置していたのですが
引越しの準備に入ってしまったので、ずっと中断したままです。
もう1点は6号で、アッシジのサント・ステーファノ聖堂がモデルです。

一時は仕上がり直前まで行ったのですが気に入らず
大幅に修正して、現在は50%程度というところでしょうか。
ところで、今年4月に仕上げた「黎明」もサント・ステーファノ聖堂でした。

「黎明」 15号
鐘楼と針葉樹の配置がほとんど同じです。
実を言うと、今描いている6号が「黎明」になるはずでした。
最初10号で始めたのですが、事情があって下描きを終えた段階で15号に変更することになったのです。
中止した10号の下描きを消して別のものを描くのも惜しい気がして
別のイメージで、そのまま描き続けることにしました。
構図を変えて6号に縮小し、満天の星空という設定にしました。
「黎明」より早く描き始めたわけですから、中断また中断で、もう1年近くになります。
そして、最近仕上がった作品です。

「花霞」 10号M
今月上旬に仕上がったばかりです。
長野県安曇野にある大王ワサビ農園の脇に建つ農作業小屋です。
黒澤明監督の映画「夢」に登場する小屋です。

「常念」 8号F
これは11月に仕上げたものです。
長野県安曇野の顔とも言える常念岳です。
これも度重なる中断を経て、1年半もかかってようやく仕上がりました。
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さて、今年の更新は今日が最後です。
次の更新は、早くとも2月以降になろうかと思います。
書きかけの記事が、すでに10編ほど溜まっています。
本当はクリスマスの前後に3回に分けてアップしたかった記事がありました。
ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画「マドンナ・デル・パルト」に関するものです。
昨年の今頃にアップする予定だったのが延期になり、また再びの延期です。
今年は例年になく制作点数の少ない年でした。
まあ、たまにはこういうこともあるものです。
年頭からいろいろなことがあり、最後の最後で引越しが決まることになろうとは
昨年の今頃は、予兆があったとは言え、これほどまでとは想像もできませんでした。
かつてない激動の1年でした。
それでも、転居によって大きく環境が変わりますので
心機一転を目指すには絶好の機会となります。
何か大きなきっかけがないと、なかなか清水の舞台から飛び降りることができないものです。
少なくとも、心の中に溜まりに溜まった積年の垢を洗い流してくれそうな気がしています。
ハードディスクの中の不要なファイルやソフトを掃除するように
身の回りの物も、心の中のものも、思い切り良くバンバン整理しています。
その結果空き領域がグンと増え、私というポンコツPCの動きも少しは軽やかになってくれると思います。
それが今後の仕事にも良い影響を与えてくれるのではないかと、密かに期待もしているのです。
もうじき大晦日になります。
NHKの「行く年来る年」で日本各地の静謐な夜景を見ながら除夜の鐘を聞くと年末の実感が湧きます。
そして午前零時になると同時に初詣に出かけるのが恒例になっています。
一度だけサボったらバチが当たって辛い出来事があったので、それ以来欠かしていません。
いつもの神社への初詣も、いよいよ次回が最後になります。
永年のお礼も込めて、次回は少しお賽銭を奮発しようかな…。
初詣の楽しみの一つに参拝者に振舞われる甘酒があります。
私はお神酒ではなく甘酒をいただきます。
元旦の深夜は冷え込んでいて体が温まりますし、新たなる一年への力水のような気がしています。
転居先の近所にも二つ神社がありますが甘酒を振舞ってくれるのかどうか、まだわからないのが気になりますが…。
それでは、少し早いのですが週末はクリスマスですし
Buon Natale!!
そして
皆さんにも、私にも、来年は良い年でありますように!!
なお、喪中につき新年のご挨拶はご遠慮させていただきます。
-------------- Ichiro Futatsugi.■